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おっちゃん物想う

おっちゃん物想う

精神病とは

本格的に重い話題を扱うもう一つのHPに詳しい事が載っています。
もっと知りたい方はこちらからどうぞ。

私の病気の統合失調(分裂)

この病気の特徴としては「妄想」「幻覚」「幻聴」と言う症状が代表。
陽性の症状と陰性の症状が有る。
主な症状は「陽性」で”急性期”等に感情の高まりと共に「異常言動」を起こしてしまう。
「陰性」の症状は慢性化してから出てきて「やる気の決如」「感情の平板化」などが有る。
私の今困っている「睡眠過多」は、医師の話に拠ると”回復期”に起こる症状だそうだ。

一般的に「不眠」の症状が着いて来る事が多い。
何かしら「可笑しな事」を考えて仕舞って、神経が高ぶり寝られない。
精神科医は、問診も何も無く初期段階から「睡眠薬の処方」をする場合が多い。
不眠に因って、症状悪化する場合が多いからだろう。
寝れる場合でさえ、”自動的に”睡眠薬が処方される。
ハルシオンをご存知の人は多いだろう。
ニュースでよく取り上げられた。
医師、或いは病院に拠ってはこの薬は出されない。
通称「赤だま」べげA、「ベゲタミンA」が私の知る限り一番強い睡眠薬。
精神病とは言えない人でも「不眠」に苦しむ人は多いだろう。
現代の忙しい生活刺激の多い生活の中「生活サイクル」が狂って仕舞う人。
最近テレビのCMで、「睡眠改善薬」だと言う振れ込みの市販薬が有るみたいだが。

病院で出される薬でさえ「改善」ではなく、「緩和」だと言う事を知って欲しい。
精神科の薬は殆どが、「緩和剤」なのだと言う事。
症状を鎮めるだけにしか効かない。

「不眠」で苦しむ病者が多いが、神経の高ぶりが収まりきらない事が有るのがこの病気だ。
精神病一般と言っても良いが、「はまり込んで仕舞って」自分でさえコントロールが着かなく「したくない事」迄も”勝手に”して仕舞う。
何かに「囚われて」仕舞う状態に成る。

「うつ病」「神経症の一部」「摂食障害」全てに「囚われて」凝り固まった様に成り「異常行動」をしてしまう。
気分の落ち込み、高揚、機嫌の悪さ、愛想の良すぎ、など等、「その状態」に陥って、填って仕舞って抜け出せない様な感覚に成る。
特に「分裂」の場合自分と違う物が存在している(自分の中に)感覚まで有りそれまでの自分と、或いは自分の底の気持ちと違う「可笑しな」言動をして仕舞う。
まるで自分の中にもう一人か二人か誰かが居て支配する様に。
これは「症状」の「思考操作」「させられ体験」等にも結び付いて仕舞うのだが。
しかし「他者」が見ても同一人物なのか?
と思わずに居られない事も有る。
「その様な事」はしたい筈が無い事、”自傷”他害”行為。
”その時”には「どうしても」それをしたくてしなくては、と思い実行して仕舞う所まで行ってしまったりする。

ここで、「要注意」。
或る所まではコントロールが効く、のだ。
性格の問題も影響する。
統合失調症(分裂)の患者は「誰もが」他人を傷つけて仕舞う、なんて事は無いのだ。
そして「病状の波」が有る。
あるときは「異常な考えに囚われ」可笑しな言動を繰り返しても殆ど同じ時期でさえ「正常な判断、言動」が出来るのだ。
病状の重さにも拠るが。

私は「被害妄想」で住宅供給公社に家賃を払わなかった。
しかし一人で暮らして食事も取れ生活していた。
払わないが使って仕舞わず(生活保護からの支給だから)貯金していた。
裁判にまで成ったのだが公社の弁護士たちは、「病気の為だと論理的に主張出来る状態なのに病状の為だとは言えないのではないか」と主張した。
裁判官は弁護士の言い分を丸呑みした判決を出した。
診断書を出していれば、負けなかっただろう裁判。

傷害事件を起こした病者でも「治療を受け」後などには「まともな」普通の言動が出来るのだ。
うちの閉鎖病院には殺人者が5名ほど居る。
インターンで医師の学生が来るのだが、「どの人が」と聞いてみても”解らない”静かな人も多いのだ。
そんな事をした人とは思わなかった、と言うインターンのコメント。
「填って、囚われて仕舞う」事が有る精神病者だが「時間の経過」が”解決”させる事も有る。
普通に生活が送れる場合も多い。
「その時だけ」(但しその時は殆ど何も効果を出さないが)可笑しいのであって、尚且つ或る範囲まではコントロールが出来る。
傷害事件を起こした親友は今では自分の腕を傷付ける。
「リスカ、アムカ」。
家族が居てもう迷惑は掛けられない、と昂ぶって仕舞う他傷衝動を、自傷行為で補っている。
「解ってんねんで、こんな事したってアカンて、したくは無いねんで、けどな他人を傷付ける訳にはいかんやろ、これでな辛抱してんねん」。
もう、涙も出ない。







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